2019年12月09日
「私は道で芸能人を拾った」DVD-BOX2&レンタルDVDvol.6~9リリースを記念し、
カン・ジュニョクを演じたソンフンのインタビューが到着しました。
是非お読みください。
――本作への出演の決め手を教えてください。
ソンフン:脚本を読みながら、現実に映像で表現できるかを重点的に見ました。表現
できないことまで書けるなら、脚本はいくらでも面白く、非現実的なものを書くこと
ができます。でもこの作品は、実際に演技やカメラで表現できて、そのうえで脚本も
面白かった。演じることも無理がないと思い、出演を決めました。
――カン・ジュニョクを演じるときに重視したのはどんなところですか?
ソンフン:最後まで設定したキャラクターからブレないことです。ラブコメでロマン
チックな話といえば、男性主人公は大抵、初めは性格が悪いのに、恋をするとその女
性の面倒を見てあげたり、尽くしたりするようなキャラに変わることがよくあります
よね(笑)。今回の作品では、できるだけそうならず、ジュニョクなりの愛情表現が
できるように最後まで気をつけていました。
――撮影で大変だったことはありますか?
ソンフン:縛られていること自体が大変でしたね……。ゆるい縛り方は画面で見てバ
レてしまうので、きちんと縛っていたんです。縛られて、ひざまずいて、長時間床に
座っていたのが窮屈でした。それ以外は全部よかったです。撮影場所も1ヶ所、ヘア
スタイルも衣装も同じままで良かったので(笑)。
――印象に残っているシーンや好きなシーンを選ぶなら?
ソンフン:あれこれ面白いシーンがたくさんあるので……個人的に気になるシーンが
あります。アドリブでお互いに相手を笑わせる掛け合いのシーンがあるのですが、放
送ではどこまで伝わっているかが一番気になります。これからご覧になる皆さんも
“どこまでが台本どおりで、どこまでがアドリブか”という観点で見ていただければ
一層楽しめると思います。
――ソンフンさんから見て、カン・ジュニョクというキャラクターにはどんな魅力が
ありますか?
ソンフン:ジュニョクは自分が進む道に対して揺るぎません。それから最近、韓国で
よく聞く“金のスプーン(富裕層の意)”ではありません。自分の力で成功した、苦
労して自分の道を切り開き、トップスターの地位まで上り詰めた男性なので、そうい
うところが男としてカッコいいと思います。そんな自信や確固とした姿勢は見習いた
いところも多いです。
でも……もし僕が女性だったら、ジュニョクよりナックを好きになるんじゃないかな
(笑)。ナックは尽くしてくれるし(笑)。
――演じられたカン・ジュニョクと似ているところ・似ていないところはあります
か?
ソンフン:最近は多くの方がバラエティ番組を通して僕の日常生活をご存じだと思い
ますが、ジュニョクと僕は、ライフスタイルがかなり違います。僕はお金をジュニョ
クのように使いたくありません。稼いだとしてもジュニョクのようにむやみに使いた
くない。そういうところがかなり違いますね。似ている点を強いて挙げるなら……
(しばらく考えて)思い浮かびませんね(笑)。
でも、彼のようになりたいと思う点はあります。自信があるところです。僕も自信を
持ちたい。世の中が自分中心に回っているようなジュニョクの心の持ち方は、現代社
会ではそんなに悪くもないと思えて、彼のようになりたいなと思います。
――ジュニョクはこだわりの多いキャラクターでしたが、ソンフンさんが普段こだ
わっていることはありますか?
ソンフン:冷蔵庫を食べ物でいっぱいにせず、水とキムチぐらいしか入れないように
していることです。なぜならたくさん入れておくと全部食べてしまうから。目につく
と食べてしまうんです。だから冷蔵庫にあまり完璧に物をそろえておかないことで
す。それ以外に日常生活でのこだわりはありませんね。
普段は運動しに行ったり病院に行ったりしているので、服を買いそろえる必要はあり
ませんし。いつもトレーニングウェアで過ごすうちに一日が終わります、本当に…
…。僕は気難しくないので、誰と暮らしても気楽に暮らせるような性格だと思いま
す。
――ジュニョクは恋愛においてまさにツンデレなキャラクターですが、ソンフンさん
ご自身はどんなふうに好意を示しますか?
ソンフン:僕は好意を示せません。少し内向的なので、できないと思います。本当に
いい人だと思ったら、ムードだとかそんなものはどうでもよくて、ただ話をするタイ
プです。そういうところはジュニョクと似ている気がします。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ソンフン:「私は道で芸能人を拾った」は、ものすごく楽しみながら全力で撮影しま
した。ご覧になる皆さんも満足するだろうと、ずうずうしくも思っています。皆さ
ん、応援してください。見てみて、本当に……。いい作品だという自信があります
が、ご覧になった方も“いいな”と思ったら、周りの人たちに教えてあげてくださ
い。本作がヒットして、晴れがましい姿で皆さんの元へ行けるように(笑)。
皆さんにまた会いに行きファンミーティングなどをたくさん開催したりできるよう、
お手伝いいただけるとうれしいです。愛しています。「私は道で芸能人を拾った」皆
さん、ぜひご覧ください。
■「私は道で芸能人を拾った」DVD情報 |
*本インタビューはK-styleより引用しております。